一人で歩いている時、議論の合間に机の端を眺めた時、ふとした時に、
自分に対して向けられた(と自分では思っていた)
意図のない敵意が再帰する。
何のトリガーもなく。唐突に。
敵意を向けられた場面はとうの昔に過ぎ去ったはずなのに、
まるでその場にいるような気分になるのだ。
そして、世界中が敵だと思い込んで、
一人部屋の中で籠城していたあの時を再体験する。
ぽろり、と涙が溢れそうになる。
これからもこの先もこのフラッシュバックは
一生私につきまとうのだろう。
自分を強く持って、
フラッシュバックをKOさせるくらいに、なりたいものだ。